【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道小学校家庭科教育連盟　石澤優子会長

（関係団体 2021-01-13付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より本連盟の活動に対し、温かいご理解とご支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　本連盟は、昭和２９年の発足以来、北海道の家庭科教育の充実・発展のため、講演会・研修会や全道研究大会の開催を主な事業として活動を進めてまいりました。

　昨年は、第５８回北海道小学校家庭科教育研究大会旭川大会を開催する予定で道北地区会員を中心とした研究活動を進めておりましたが、コロナ禍のため、研究紀要の発行による発表の形として実施いたしました。

　コロナ禍の影響によって様々な生活の変化が起きており、その急激な変化に対応できる力が求められています。こんなときにこそ一人ひとりが自立し、家族や地域の人々と共に支え合う生活を創造することが重要であり、家庭科教育の果たす役割は大きいと考えます。本連盟は、生涯にわたって、健康で豊かな生活を送るための自立の基礎としての家庭科教育の役割をしっかり見据え、「自らよりよい生活を創り出す子ども」の研究主題のもと、活動を進めております。

　ことしは１１月１２日に七飯町立大沼岳陽学校において、第５９回北海道小学校家庭科教育研究大会道南大会を開催する予定です。「豊かな心と実践力を育み、未来を拓く家庭科教育」の大会主題のもと、学習を通して生活を見つめ直し、自らの生活を自らの力で創ることができる子どもの育成を目指し研鑚してまいります。

　今後とも、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽冬季研修会・役員会　

・期日＝１月１６日（中止）

▽夏季研修会・役員会・総会

・期日＝７月１７日（土）

▽第５９回北海道小学校家庭科教育研究大会道南大会

・期日＝１１月１２日（金）

・会場＝七飯町立大沼岳陽学校

▼事務局＝札幌市立新札幌わかば小学校（事務局長―栃尾美加子校長）

画面越しに指導を受ける子どもたち

(関係団体 2021-01-13付)