第５０回大会集録を発行　７０周年の道養護教員会

（関係団体 2021-01-14付）

　道養護教員会（佐藤芳美会長）は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった７０周年記念第５０回道養護教員研究大会を研究集録（Ａ４判、１３４ページ）としてまとめた。研究主題「２１世紀を担う児童生徒の健やかな心身の発達を目指して～これからの養護教諭の職務はいかにあるべきか」のもと、６分科会における研究成果、研究大会における記念発表、記念講演の内容を紹介している。

　分科会では、「望ましい保健指導・保健管理」「望ましい保健室経営」「組織活動における養護教諭の役割」「地域に根ざした学校保健の在り方」の４テーマを設定し、６つの分科会で各支部が発表。

　予定していた愛知教育大学特別執行役・前学長の後藤ひとみ氏による基調講演「教育改革の中から養護教諭の未来像を捉える」、日本子ども虐待防止学会理事長、子どもと家族のメンタルクリニックやまねこ医師の奥山眞紀子氏による記念講演「マルトリートメントを受けた子どもへの影響とそのケア」の概要を掲載している。

　各分科会の発表テーマと発表支部はつぎのとおり。

▽第１分科会＝養護教諭の実践の充実を目指して（オホーツク支部）

▽第２分科会＝健康課題を抱える子どもへのアプローチ（渡島支部）

▽第３分科会＝より効果的な保健室からの発信を考える（札幌小中支部）

▽第４分科会＝養護教諭の職務はいかにあるべきか（空知支部）

▽第５分科会＝現代における子どもの健康課題からみえてくるもの（札幌小中支部）

▽第６分科会＝救急処置を見直す（石狩支部）

(関係団体 2021-01-14付)