【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道小学校放送教育研究会　小松靖一会長

（関係団体 2021-01-13付）

　謹んで、新年のお慶びを申し上げます。皆様には日ごろより本会の活動に対しまして、深いご理解と温かいご支援・ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

　昨年は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行によって、かねてより苫小牧市を会場に計画しておりました第７２回北海道放送教育研究大会を中止せざるを得ませんでした。私たちとしては大変残念な結果でしたが、日本も含め全世界で多くの方がこの感染症によってお亡くなりになられております。心からその方たちのご冥福を祈るとともに、一日も早い終息を願うばかりです。

　さて、そうした中、子どもたちの学びを止めないために様々な工夫がなされてきました。ＧＩＧＡスクール構想もその一つでしょう。

　新たな学びのスタイルが模索されつつあることに大きな期待を抱かずにはいられません。私たち教師の学びも進めなくてはなりません。

　しかし、感染症の状況が不確定な今、研修や研究会は開催しにくい状況にあります。

　そこで私たちは、先生方にも安全に学びを進めてもらうために、ことし１０月に行われる予定の札幌での全道大会を、最初からオンラインの大会として計画していくことにいたしました。

　誰もが安心して、しかも自宅に居ながら気軽に参加することができる。これも新たな形の研修・研究のスタイルになっていくのではないでしょうか。

　これからも、関係各位の皆様と連携しながら、北海道の子どもたちの学びを高めるために、まい進していく所存です。

　ことしも、本会に変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

▼事務局＝札幌市立幌西小学校（事務局長―小原祥枝教諭）

(関係団体 2021-01-13付)