【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道視聴覚教育連盟　砂田宏幸会長

（関係団体 2021-01-13付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には日ごろより本連盟の活動に際しまして、深いご理解と温かいご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。

　本連盟は、全道各地の研究団体の協力のもと、研究を進めているところでございます。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、第７２回北海道放送教育研究大会・第６６回北海道視聴覚教育研究大会合同大会（日胆大会）の開催を中止せざるをえない状況となりました。今まで多くの成果を積み上げてきた中、誠に残念なことでした。

　さて、新学習指導要領では、情報活用能力（情報モラルを含む）を「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けて、確実に身に付けさせる必要性と、培った情報活用能力を発揮して教科等で主体的・対話的で深い学びへとつなげることの重要性を打ち出しています。　また、プログラミング教育の実施が本格化し、各学校で実践が進められています。このような教育の方向性から視聴覚教育の役割はますます大きくなっています。

　本連盟では、ＩＣＴを活用した授業研究とともに、プログラミング教育の授業についても、実践を積み重ねてきています。今後も先進的な取組を続けていきたいと思います。

　ことしは札幌市を会場にして、合同大会を開催する予定です。開催の内容につきましては検討中であります。

　本年も、変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

▼事務局＝札幌市立厚別通小学校（事務局長―山下暢哉校長）

(関係団体 2021-01-13付)