校章　亜麻の花で表現　４年度開校予定　とうべつ学園　校歌は秋　当別町教委

（学校 2021-02-02付）

当別中美術部生徒がデザインした

　当別町内で令和４年度に開校する義務教育学校「とうべつ学園」の校章デザインが決定した。当別中学校美術部の生徒が考案したデザインの中から選定し、当別町を象徴する亜麻の花を中心に表現されている。校歌はことし秋ごろの完成を目指しており、当別小学校と当別中学校の卒業生でありチェリストの髙木慶太さんが作曲を担当する。

　当別町教委は、当別小と当別中を統合した９年制の一体型義務教育学校とうべつ学園の４年度開校に向けて準備を進めている。

　校章は、当別中美術部の生徒が考えたデザインの中から選定。開校準備委員会が１次選考を行い、町教委で最終選考を実施した。

　当別町を象徴する亜麻の花をモチーフに、当別小・当別中の校章に敬意を表し、「当」の文字で丸く囲んだ。

　中心の文字は、とうべつ学園の頭文字「と」、ＴＯＢＥＴＳＵの「Ｔ」の両方に見えるようデザイン。「知・徳・体・絆・夢」の５つを星型に込め、ペン先のデザインによって学問を表現した。

　校章の基本色は亜麻の花を連想する色を基調とした２色を設定。新しい制服の襟に入る２本線と同じ色を用いた。

　校歌の制作は、指揮者やピアニストなど幅広い分野で活躍する音楽家・西下航平さんが作詞。作曲は当別小・当別中の卒業生でありチェリストの髙木さんが担当する。

　昨年９月に当別町にかかわりのある人に向けて募集した「歌詞にしたい言葉」をもとに、ことし秋の完成を目指して作業を進めている。

(学校 2021-02-02付)