３年度も貸出し継続へ　札幌市　まちづくりゲーム

（札幌市 2021-02-19付）

　札幌市市民文化局は、町内活動などを遊びながら学ぶことができるボードゲーム「ＭａＧ（まちづくりゲーム）」を、令和３年度も引き続き市内の小学校やまちづくりセンターなどに貸し出す。授業での活用によって、まちづくりへの意識醸成を図る。

　将来の地域活動の担い手育成につなげる次代の活動の担い手育成事業の一環。小中学生、高校生、大学生など若者対象の事業で、世代に応じた効果的な啓発・体験活動などを実施することで、まちづくり活動への参加促進を図っている。

　ＭａＧは小学生対象のボードゲーム。参加者がそれぞれのまちづくりセンターの所長となって、素敵なまちづくりを目指すもの。

　小学生に対しては、平成２９年度に同局市民自治推進課が制作したＭａＧを活用した取組を開始。小学校やまちづくりセンターなどにＭａＧを貸し出しているほか、小学３・４年生が職業を体験するミニさっぽろで活用している。

　ＭａＧはサイコロを振って止まったマスのカードのイベントについて、自身の手札などを使いながらポイントを獲得する。本年度は一部の学校でボードゲーム形式からビンゴ形式のゲームに変更するなど、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた取組を進めてきた。

　３年度も引き続き、市内のまちづくりセンターなどを対象に貸し出す。貸出可能数は一回につき１０セットとなっている。

(札幌市 2021-02-19付)