札幌市第３回学校給食運営委　主食単価は想定どおり　３年度実施回数も検討

（札幌市 2021-02-24付）

３年度の給食費等について審議した

　札幌市学校給食運営委員会は１８日、ＳＴＶ北２条ビルで第３回学校給食運営委員会を開いた。主食単価や給食実施予定回数などの分析のもと、令和３年度の学校給食について協議した。

　市における学校給食費は、すべて食材を購入するために使われており、食材以外の施設設備費、人件費、光熱水費などの運営経費は市が負担している。

　２年度の給食費は、元年度の主食や副食の単価増などを踏まえ、小学校で２００円、中学校で２５０円値上げした。

　学校給食における主食単価は道学校給食会が決定する売渡価格を用いて積算。前回の第２回会議では、見込価格によって積算し、想定値を示した。

　想定値では、主食単価の差額について、小学校低学年が０・２４円増、中学年が０・１８円増、高学年が０・１５円増、中学校が０・１円増であることを提示。　

　今回、３年度の主食単価は想定値とほぼ同額であることを確認。このほか、３年度の給食年間基準実施回数について検討した。

　今後は、運営委員会が学校給食費についての答申をまとめる。

(札幌市 2021-02-24付)