１定道議会一般質問（令和３年３月９日）　目標１０％に届かず　制度周知し啓発を　男性職員の育休

（道議会 2021-03-12付）

　９日の１定道議会一般質問では、男性職員の育児休業取得について質疑が行われた。

　道教委は、特定事業主行動計画に基づき、職員のための子育てサポートブックや管理職向けの子育て職員対応マニュアルの作成・配布、子育てに対する理解度を自己診断するセルフチェックシートを毎年度配布するなど、子育てに関する制度等の周知や意識啓発に努めてきた。

　男性の育児休業取得率について、平成２１年度の１・９%から令和元年度は４・８%と増加傾向にあるものの、目標の１０%には達していない状況。

　小玉俊宏教育長は、「育児休業の取得も含め、男性が育児に参加することが望ましい姿であるという理解を深める情報を提供しながら面談し、育児計画書の作成提出を積極的に促すなど、誰もが子育てに参加しやすい職場環境づくりに取り組んでいく」と答弁した。

　赤根広介議員（北海道結志会）の質問に答えた。

(道議会 2021-03-12付)