５月８日から計１０講座　特セン　３年度研修事業日程

（道・道教委 2021-04-02付）

　道立特別支援教育センターの令和３年度研修事業の日程などがまとまった。研修講座６講座、自主的コース４コースの計１０講座を開講。研修講座の講義のうち、７講義を公開する。

　研修講座は、学校力の向上や地域の特別支援教育の取組の充実、特別支援教育に関する今日的な課題解決などを目的に行うもの。キャリアステージに応じて、基本研修、専門研修、課題研修の講座を展開している。

　自主的コースは、教職員などの指導力の向上を目指し、日々の指導や業務を推進するために必要な知識・技能等を身に付けるもの。基本コースと専門コースの２分類で、各自主コースの目的に応じて研修を行う。

　このほか、研修講座の講義を一部公開する公開講義や、特別支援教育にかかわる教職員が教育実践上の課題を自主的に解決するため、校内研修などへの講師派遣などを行う研修支援を実施。

　研修講座の受講希望者は、所属長に申し出る。自主コース、公開講義、研修支援はホームページから申込手続を行うこととしている。

　３年度の研修講座等日程はつぎのとおり（①日時②対象・講師③定員）。

【研修講座】

▽課題研修「特別支援教育摂食実技研修講座」＝①８月２５～２６日②同講座未受講の特別支援学校の自立活動教諭、摂食等に課題のある幼児児童生徒の指導を担当している教諭（養護教諭、栄養教諭を含む）③１０人

▽専門研修「教育相談実践研修講座」＝①第１回９月２９～３０日、第２回１０月７～８日②特別支援学校教員（教育相談者養成講習登録者）、小・中・高校教員（教育相談担当者）③各３０人

▽専門研修「特別支援教育ＩＣＴ活用研修講座」＝①１０月２１日②特別支援学校教員③６０人

▽基本研修「小・中学校等特別支援教育研修講座」＝①１１月５日②特別支援学級担当教員、通級指導教室担当教員（高校の通級指導教室担当教員を含む）③８０人

▽専門研修「自立活動研修講座」＝①１１月１８日②特別支援学校教員、特別支援学級担当教員、通級指導教室担当教員（高校の通級指導教室担当教員を含む）③８０人

▽基本研修「寄宿舎指導員研修講座」＝①１２月９日②特別支援学校の専門寄宿舎指導員、寄宿舎指導員③８０人

【自主的コース】

▽基本コース「特別支援教育基本セミナー」＝①５月８・１５・２２・２９日、道内７会場（特セン、空知、日高、檜山、上川、オホーツク、釧路）において、いずれかの日程で実施予定②幼稚園等、小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校の教職員、市町村教委職員、保健福祉関係者（主に特別支援教育担当経験年数３年未満）③会場ごとに設定

▽基本コース「幼稚園等特別支援教育コース」＝①７月３０日②幼稚園、認定こども園および保育所の教職員等、発達支援センター職員等③１２０人

▽基本コース「高校特別支援教育コース」＝①９月９日②高校教職員③８０人

▽専門コース「特別支援教育課題対応コース」＝①令和４年１月１１日②幼稚園等、小・中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校の教職員③２０人

【公開講義】

▽特別講義「摂食および嚥下に課題のある幼児児童生徒の口腔機能や嚥下機能について」＝①８月２５日午前１０時②講師・道医療大学・木下憲治教授③８０人

▽基調講義「障がいのある幼児児童生徒の安心・安全な摂食指導にかかる心身の発達およびリハビリテーションについて」＝①８月２５日午後１時２０分②講師・道立子ども総合医療・療育センター・續晶子センター長③８０人

▽基調講義「児童生徒理解と保護者支援に視点を当てた教育相談」＝①９月２９日午後２時、１０月７日午後２時②講師・道教育大学札幌校・平野直己教授③８０人

▽基調講義「児童生徒の実態に基づいた効果的なＩＣＴ活用の在り方」＝①１０月２１日午後１時②講師・広島大学大学院・氏間和仁准教授③５０人

▽基調講義「“よさ”に着目した児童生徒理解と一人一人の教育的ニーズに応じた指導の充実」＝①１１月５日午後１時②講師・道外の教員③４０人

▽基調講義「自立活動の意義を踏まえた効果的な指導の在り方」＝①１１月１８日午後１時②講師・文科省初等中等教育局・菅野和彦調査官③４０人

▽基調講義「寄宿舎における衛生管理について」＝①１２月９日午後１時②講師・道保健福祉部職員③４０人

(道・道教委 2021-04-02付)