道立図書館　３年度市町村活動支援事業　浜中町で重点運営支援　１１市町で運営支援・派遣

（道・道教委 2021-04-05付）

　道立図書館は、令和３年度市町村活動支援事業の実施市町村・実施校を決定した。市町村に対し年間を通じて重点的に支援する重点運営支援事業は、浜中町を対象に実施。運営相談・派遣事業は、岩見沢市、古平町、壮瞥町など１１市町で実施する。３月２４日現在の予定。運営相談・派遣事業、学校図書館運営相談事業などは追加応募を受け付けている。

　市町村活動支援事業は、市町村立図書館等や学校図書館の活動の活性化、子ども読書活動の推進を図ることを目的に、「図書館活動支援」「学校図書館連携支援」「支援貸出事業」の３点を柱に展開している。

　図書館活動支援のうち、図書館設置や読書活動の推進を図ろうとする市町村に対し年間を通じて重点的に支援する重点運営支援事業は、浜中町を対象に実施する。

　市町村図書館等や教育委員会を訪問し、助言や情報提供などのほか、各地域開催の研修会などに同館職員を講師として派遣する運営相談・派遣事業は、岩見沢市、古平町、壮瞥町、様似町、八雲町、福島町、奥尻町、名寄市、幌加内町、利尻町、鹿追町の１１市町での実施を決定した。現在、追加の応募を受け付けている。

◆学校図書館運営　相談など追加募集

　学校図書館連携支援のうち、市町村立図書館等による学校図書館への支援や、道立学校の図書館運営などについて助言や情報提供を行う学校図書館運営相談事業・道立学校図書館運営相談事業では、知内町、清水町の２町、岩見沢高等養護学校、深川東高校、幕別清陵高校の道立学校３校を対象に実施。こちらも追加募集している。

　また、学校ブックフェスティバル事業では、赤平市、夕張市、ニセコ町など１４市町でブックバイキング、壮瞥町、知内町、奥尻町など６市町村でブックギャラリーを実施する。

(道・道教委 2021-04-05付)