16日 相互協力協定締結 道教育大と全国へき地教育研究連盟(学校 2021-04-13付)
道教育大学(蛇穴治夫学長)と全国へき地教育研究連盟(柿崎秀顕会長)は、へき地・小規模校教育の教育・研究・教員支援を全国に展開するため、相互協力協定を締結する。16日に道教育大附属図書館で調印式を挙行。本道を中心に展開してきたへき地・小規模校教育に関する教育・研究・教員支援を全国に展開する。
同大は、全国唯一のへき地・小規模校教育研究センターを設置しており、へき地校体験実習の実施・拡大、へき地校に勤務する現職教員への研修、へき地小規模校教育の発展と普遍的な応用化を図るへき地教育推進フォーラムの開催などの取組を進めている。
協定は、これまで北海道を中心に展開してきたへき地・小規模校教育に関する教育・研究・現職教員への支援を全国に展開するとともに、全国的な課題となりつつある少子化・人口減少に伴う学校規模の縮小化に対応した教育・研究を推進することが目的。
協定書に掲げる事項は、へき地・小規模校教育の振興、へき地・小規模校教育研究の充実、教員の資質向上、へき地の人的交流など。
連携協力の内容は、個に応じた充実した指導、複式指導などの特色ある教育の振興、少人数教育の先端研究や指導法の開発、セミナーやフォーラムの開催による継続的な学びの提供、地域資源を生かした体験活動の推進、教員養成、調査研究、講師派遣などを想定している。
協定式は、16日午後2時から道教育大学附属図書館で挙行。道教育大の蛇穴学長、全国へき地教育研究連盟の柿崎会長ら関係者が出席し、協定書に調印する予定。
(学校 2021-04-13付)
その他の記事( 学校)
津別小で地元建設企業 木製遊具を塗り直し
【網走発】津別町立津別小学校(山口英世校長)で24日、町内の建設企業・津別建設=(中村光一社長)が塗装作業をボランティアで行った。子どもたちが大好きな木製遊具をきれいに塗り直し、喜んでもら...(2021-04-30) 全て読む
共同研究など5項目掲げ 千歳科技大 道内4高専と協定
千歳科学技術大学(宮永喜一学長)は26日、同大で道内4工業高等専門学校との教育・研究等に関する包括連携協定調印式を執り行った。函館工業高等専門学校、苫小牧工業高等専門学校、釧路工業高等専門...(2021-04-28) 全て読む
教育課程特例校 中札内村上札内小 「地域共創科」で独自教育 伝統芸能等学び 英語で発信も
【帯広発】中札内村立上札内小学校(島田諭校長)は本年度、文部科学省教育課程特例校の指定を受け、教科「地域共創科」を新設する。独自の教育課程を編成し、石見神楽や専門家の指導による一輪車、芸大...(2021-04-28) 全て読む
3年度教員免許状更新講習Ⅰ期 5月4日から受付開始
北海道地区6国立大学(道教育大学、北海道大学、室蘭工業大学、小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学)は、令和3年度教員免許状更新講習第Ⅰ期(夏期)の受講申込受付を5月から開始する。関係情...(2021-04-22) 全て読む
道教育大・全国へき地教育研究連盟 少人数教育先端研究など 相互協力協定の調印式
道教育大学(蛇穴治夫学長)と全国へき地教育研究連盟(柿崎秀顕会長)は16日、道教育大学附属図書館で相互協力協定調印式を執り行った。蛇穴学長と柿崎会長が協定書に署名。今後、両者連携による少人...(2021-04-20) 全て読む
国研教育課程研究指定校事業 外部資源を有効に活用 網走南ケ丘高が成果報告書
【網走発】網走南ケ丘高校(渡辺淳一校長)は、国立教育政策研究所「教育課程研究指定校事業(カリキュラム・マネジメント)」の研究成果報告書をまとめた。カリキュラム・マネジメントの3つの側面に基...(2021-04-08) 全て読む
道教育実践表彰受賞の南富良野小 防災教育 取組たたえ 上川局が表彰状伝達
【旭川発】上川教育局は24日、南富良野町立南富良野小学校で令和2年度道教育実践表彰の表彰状伝達式を執り行った。同校の高野博校長に対し、河野秀平局長が表彰状を授与。高野校長はこれまでの防災教...(2021-03-30) 全て読む
旭川西高 SSH指定3期目内定 校種超えて人材育成へ 地域と共創するカリキュラム研究
【旭川発】文部科学省の令和3年度スーパーサイエンスハイスクール(=SSH)の道内指定校として、旭川西高校(美土路建校長)が内定した。今回3期目の指定で、事業期間は7年度までの5年間。研究開...(2021-03-30) 全て読む
練習環境を早期に 建設業者が三笠小で除雪
【岩見沢発】三笠市立三笠小学校(野村智久校長)で3月中旬、岩見沢市に本社を置く建設業者・㈱丸庭佐藤建設が除雪作業を行った。同校グラウンドを活動拠点とする少年野球チーム・三笠スピリッツに対す...(2021-03-30) 全て読む
グラウンドの雪解け促進 下川中で地元企業 融雪材散布
【旭川発】下川町立下川中学校(藤弘のぞみ校長)で15日、士別市の建設企業・㈱イトイ産業(菅原大介社長)によるグラウンドの融雪剤散布作業が行われた。同社職員9人が参加。例年より早い体育祭に向...(2021-03-29) 全て読む