小玉教育長　コロナ対応など要請　人材育成に尽力を　道教委が高・特校長会議

（道・道教委 2021-05-17付）

　道教委は１２日、令和３年度公立高校長・特別支援学校長会議をオンライン開催した。開会あいさつに立った小玉俊宏教育長は、新型コロナウイルス感染症への対応やＧＩＧＡスクール構想およびＩＣＴを活用した教育の推進など５点を要請。「本道の持続的発展に寄与する人材の育成に尽力してほしい」と述べた。

　開会式の冒頭、小玉教育長があいさつ。

　学校経営の充実に向けて、①新型コロナウイルス感染症への対応②ＧＩＧＡスクール構想およびＩＣＴを活用した教育の推進③特別支援教育の充実④学校における働き方改革⑤信頼される学校づくり―の５点について要請。

　特に①について、札幌市内で、まん延防止の特別措置を強めたことから、８日付で通知を発出したと報告。「もう少し教育局がプッシュ型、あるいは対話型でサポートするようお願いした。サポートが必要なことを道教委に伝えていただければ、補完する体制を整えていく」と伝えた。

　これら５点を要請したあと、高校教育を取り巻く課題の解決には、教育行政と学校が一体となって取り組む必要があるとし、「リーダーシップを存分に発揮し、本道の持続的発展に寄与する人材の育成に一層の尽力をいただきたい」と呼びかけた。

　このあと、各局長等が所管事項を説明した。

(道・道教委 2021-05-17付)