札幌市中学校長会が例会・研修会　１１月に教育経営研　中村会長　情報共有を

（札幌市 2021-05-18付）

　札幌市中学校長会（中村邦彦会長）は１２日、イントラネットを活用し、５月例会・研修会を書面開催。各部の担当者が所管事項を報告し、１１月に令和３年度教育経営研修会を開催することなどを確認。中村会長は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、今後も円滑な学校運営の推進に向け、各関係団体との情報共有、協働支援に取り組んでいく考えを示した。

　研修会の開会に先立ち、札幌市教委教職員課の山下敦史人事担当係長が教職員人事にかかわることについて書面で説明した。　

　中村会長はあいさつで、新型コロナウイルス感染症の状況下において、「子どもたちの健康を守るために、“うつらない、うつさない”ためにどうすべきかを検討し、それを根拠として、決断をしていくことが何よりも求められる」と指摘。その上で、「札幌市に住むすべての子どもたちの安全と安心を守りながら、良質で、よりよい教育を等しく提供するために、校長会一丸となって乗り越えていこう」と呼びかけた。

　また、校長会として、校長が見通しをもち、自信をもって、学校運営ができるよう、今後も市教委や関係団体と連携を保ち、情報収集に努め、情報共有と協働支援に取り組んでいく考えを示した。

　議事に移り、各部の担当者が所管事項を報告。うち、管理部では、１１月に３年度教育経営研修会を開催することや４年度教育実習受け入れ要項について確認した。

　なお、６月定例会は６月２日にイントラネットを活用して書面開催する予定。

(札幌市 2021-05-18付)