消毒剤など寄贈受ける　網走南ケ丘高　市内企業から

（学校 2021-06-07付）

松木社長（左）と渡辺校長

　【網走発】網走南ケ丘高校（渡辺淳一校長）は２日、網走市内の建設企業・南建設㈱（松木俊広社長）から新型コロナウイルス感染症対策として手指消毒剤と抗原抗体検査キットの寄贈を受けた。松木社長が渡辺校長に物品を手渡し、「先生たちも大変でしょうが、生徒のために頑張ってほしい」と激励した。

　南建設は、社会貢献活動の一環として学校を支援。昨年も同校に消毒剤やフェイスシールドを寄贈している。同校では、校内での活動のほか、高校入学者選抜の際に受検生に対して活用してきた。

　この日、松木社長が同校を訪れ、渡辺校長に４・５㍑入りの消毒剤３本と抗原抗体検査キット１０セットを手渡した。

　松木社長は「毎日の学校生活で、少しでも生徒たちのためにと思って贈呈した。感染することなく元気に活動してほしい。先生たちも大変でしょうが、生徒のために頑張って勤めてほしい」と述べた。

　渡辺校長は「あらためて、本校が地域の皆さんに温かく支えられていることを実感している。いただいた物資は授業のみならず、今後再開予定の学校行事や見学旅行などで、感染症拡大防止のために大切に活用したい」と謝意を伝えた。

(学校 2021-06-07付)