札幌国際理解教育研　３年度事業等　研究大会は中止に　島田会長の再任決定

（札幌市 2021-06-09付）

　札幌国際理解教育研究会の本年度役員などが決まった。役員改選では、島田裕文会長の再任などを決定。新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、１０月の道研究大会および１１月の全市研究大会を中止とし、今後、国際社会に貢献する日本人の育成を活動方針に、主体的に国際理解教育にかかる実践を積み重ねていくこととした。

　本年度活動方針は「国際的な視野に立って国際社会に貢献できる日本人の育成を目指す」と設定。活動の重点には、①研究主題「多様な世界に関わり続ける行動力を身に付けた児童生徒の育成」のもと、「主体的な対話を通して、未来の行動力を培い合う児童生徒」を国際理解教育の場を通して育てる②会員の研修の機会を広げ、学ぶ研究集団を目指す③会員の活動が活発になるよう会の運営を工夫していく―の３点を掲げた。

　役員改選では、島田会長を再任したほか、新事務局長に札苗小学校の井上博文校長を選出した。

　本年度の役員はつぎのとおり。

　　＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝島田裕文（山の手小）

▽副会長＝大道弘孝（北白石中・新）

▽監査＝白川典洋（米里小・新）、伊藤直（栄町中）

▽事務局長＝井上博文（札苗小・新）

(札幌市 2021-06-09付)