札幌市教委　初任段階１年次研　学級経営等の実践交流　次回まで各自指導案作成

（札幌市 2021-06-08付）

オンラインで実施した

　札幌市教委は３日、オンラインで令和３年度初任段階における研修「１年次研修」共通研修第２日を実施した。約３００人が参加し、学級経営や児童、生徒指導などにかかわる実践について交流。学習指導に関する動画を視聴し、次回の研修までに各自で学習指導案を作成することなどを確認した。

　本年度の研修は、当初集合研修として実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から実施方法をオンラインに変更。端末Cｈｒｏｍｅ内のＧｏｏｇｌｅ　ｍｅｅｔを活用して実施した。

　この日は、初任研対象者約３００人を５２グループに分けて研修。協議では、①学級経営②児童、生徒指導③いじめ不登校の対応④授業等にかかわること―などをテーマに、２ヵ月間に及ぶ日常の実践について交流した。

　講義・演習では、動画共有サービスＹｏｕＴｕｂｅで学習指導に関する動画を視聴。参加者は、次回の研修までに各自で学習指導案を作成することを確認した。

　研修後、参加者からは「ほかの学校の先生たちとそれぞれの２ヵ月間の様子について交流することで、自分ができていることとできないことを確認することができた」「他校の様子や取組を知る機会となり、実践してみたい取組も多くあった。とても勉強になった」などの感想が寄せられた。

　なお、共通研修第３日は７月８、１３、１６、２０日の日程での開催を予定している。

(札幌市 2021-06-08付)