札幌市教委　アドバンス研修　ソフト活用の基礎学ぶ　９日間で６００人受講

（札幌市 2021-08-10付）

前年度に引き続き実施した

　札幌市教委は、土、日曜日を除く７月２６日から８月５日までの９日間、リフレ札幌を会場にＧｏｏｇｌｅ　Wｏｒｋｓｐａｃｅ　ｆｏｒ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎに関する「Ｋｉｃｋｓｔａｒｔ　Ｐｒｏｇｒａｍ（アドバンス研修）」を実施した。９日間通して、約６００人が受講。操作方法や授業での活用方法など使用ソフト活用の基礎・基本を学んだ。

　Ｋｉｃｋｓｔａｒｔ　Ｐｒｏｇｒａｍは、ＧＩＧＡスクール構想における児童生徒１人１台端末のさらなる活用促進を図るため、前年度に引き続き実施するもの。

　アドバンス研修は、ことし１月に実施したコア研修の受講者が対象。①１会場の受講者数を研修室定員４８人の半数の２４人以内とし、受講者同士の距離を十分に保てるよう２人用机に１人ずつ配置する②休憩時に窓やドアを開けるなど、定期的な換気に努める③手および指の消毒用スプレー（アルコール）を設置する④研修後に使用するタブレット端末等の消毒を行う―など、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して実施した。

　コア研修の未受講者は、アドバンス研修受講申込締切日の７月１６日までに校務用端末または教育用端末を活用し、コアアプリ研修を受講している。

　当日は、イーディーエル㈱の社員が講師を担当。９日間合わせて約６００人が受講し、説明、実践交流などを通して、「Ｇｏｏｇｌｅ　Wｏｒｋｓｐａｃｅ　ｆｏｒ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ」ソフトの使い方や授業での活用方法などについて理解を深めた。

(札幌市 2021-08-10付)