ありがとうプロジェクト作品展　生活支える人を応援　小中学校７校がメッセージ

（札幌市 2021-08-06付）

医療従事者などに対し、児童生徒の感謝のメッセージを展示

　札幌市立小・中学校など７校の児童生徒が、社会を支える人々に感謝のメッセージを伝える「ありがとうプロジェクト」の作品展示が３日から、札幌市役所１階ロビーで行われている。札幌医科大学が主催。医療従事者や教職員などへの応援や感謝のメッセージを紹介している。展示は１３日まで。

　札幌医大では、前年度から教育現場における感染予防支援の取組として、手洗い場に設置する泡ハンドソープを提供する「手洗い徹底活動プロジェクト」を実施。大学からの支援に対し、札幌などの児童生徒が新型コロナウイルス感染拡大の影響で、負担が増している医療従事者や教職員、社会インフラを支える人々に感謝のメッセージを伝える「ありがとうプロジェクト」を行っている。

　メッセージの写真をまとめた「ありがとうポスター」を展示。人間同士の心の距離感を縮め苦しい状況を社会全体で乗り越えていくことを目指している。

　今回は、手洗い徹底活動プロジェクトに参加している、西園小学校、二条小学校、発寒西小学校、啓明中学校、宮の森中学校、伏見中学校のほか、苫前町立苫前小学校の児童生徒のメッセージを、市役所１階のロビーに展示している。

　「医療従事者の人のおかげで、毎日安心して生活できています」「学校で毎日、勉強を教えてくれてありがとうございます」など、自分たちの生活を支える人たちに、児童生徒が感謝のメッセージを伝えている。

　展示は１３日まで。

(札幌市 2021-08-06付)