円山動物園　環境教育プログラム　２１日まで参加申込受付　９月予定　小学４～６年対象

（札幌市 2021-08-10付）

　札幌市円山動物園は、９月に４日間にわたって開催する小学生向け環境教育プログラム「動物園は自然の扉」の参加者を募集している。対象は、市内または近郊の小学校に通う４～６年生で定員は１０人。様々な体験活動を通して、生き物が暮らす環境や外来生物が与える生態系への影響などを学習する。２１日締切。

　動物園は自然の扉は、児童が自然や野生動植物を観察する方法を学ぶことを通じ、環境保全や生物多様性の大切さ、野生動物との距離感について学習する新たな環境教育プログラム。様々な体験活動を通して、生き物が暮らす環境や外来生物が与える生態系への影響、崩れた生態系のバランスを戻すことの難しさなどを学ぶ。

　実施日は、９月１２日、１８日、２０日、２５日の計４日間でいずれも午前９時３０分開始。

　１～３日目は、体を動かしながら、自然環境について考える体験型教育プログラムを実施。また、園内にある動物園の森で野生動物の痕跡探しなどの活動を行う。

　最終日は、学習成果を発表し、プログラムの中で学んだこと、気づいたことを自分の言葉で表現し、一緒に参加した仲間の考えを聞く場を設ける。

　申込希望者は、はがきやＢ５～Ａ４サイズ程度の手紙・封書に必要事項を記載の上、同園飼育展示課飼育総括係あてに郵送すること。申込締切は、２１日（必着）。

　問い合わせは、同園（電話０１１―６２１―１４２６）。

(札幌市 2021-08-10付)