第８期札幌市図書館協が会合　重点項目などを審議　読書活動推進計画等素案で

（札幌市 2021-08-06付）

委員１１人が出席した

　第８期札幌市図書館協議会は４日、札幌市中央図書館で第１０回会議を開いた。仮称・札幌市読書活動推進・図書館振興計画素案について協議。委員１１人が出席し、これまでに寄せられた意見を反映した素案や計画に記載する取組一覧をもとに、図書館として重点的に取り組むべき項目などについて意見を交わした。

　開会に当たり、中央図書館の矢萩英美館長があいさつ。市が２日から３１日までの間、新型コロナウイルス感染症におけるまん延防止等重点措置の対象地域に指定されたことにふれ、「市内の公共施設は原則休館の扱いだが、夏休みは特に子どもの学習や成長に欠かせない季節であることから、図書館は特例的に開館している」と報告。引き続き、よりよい振興計画となるよう活発な審議を求めた。

　議事に移り、仮称・札幌市読書活動推進・図書館振興計画素案について協議。事務局が、これまでの会議で寄せられた意見をもとに修正した素案や、計画に記載する取組一覧などを示し、成果指標や取組指標、図書館として重点的に取り組むべき項目などについて意見を交わした。

(札幌市 2021-08-06付)