札幌市教委　夏季研修実施方法　動画配信などに変更　まん延防止等重点措置受け

（札幌市 2021-08-05付）

　札幌市教委は、夏季休業中に集合形式で開催を予定していた学校経営研修・専門研修など１１講座の実施方法を変更した。市が２日から「まん延防止等重点措置」の対象区域になったことによるもの。７月３１日に発出した通知「夏季休業中に実施する研修の変更について」で、動画配信やオンライン、課題提出などへの変更を明記した。

　変更対象となったのは、３日から１９日までの期間で予定していた専門研修など１１講座。うち、「野外体験研修会」「学校図書館の管理運営と利用指導の実際」「問題行動のある生徒の理解」「ＣＡＮ―ＤＯリストの作成と活用」「学校経営研修」は動画配信に変更した。

　このほか、「小学校理科実験入門」は振り替えとして冬季休業期間中に集合型で行う予定。臨時的任用職員を対象にしたＦＵＴＵＲＥＰＬＡＮ「ミライ×かいわの森」は課題提出で対応する。

　３講座の実施を予定していた「普通応急手当講習」は中止とした。

(札幌市 2021-08-05付)