自信もち進もう　みどり小庄司校長　札幌市立小１９６校が始業式

（札幌市 2021-08-19付）

各学級のテレビを通じて式を行った

　札幌市立小学校１９６校の２学期始業式が１８日、一斉に行われた。うち、みどり小学校（庄司ひさ子校長）では、児童３６２人が元気に登校。児童たちは、２学期からの学校生活に向け意気込みを新たにしていた。

　市立小学校の本年度２学期始業式は、１９６校が１８日に挙行した。

　なお、小中併置校の福移小学校は、中学校と同日の２３日に行う予定。

　みどり小では、新型コロナウイルス感染予防のため、式を各学級のテレビを通じて行い、児童３６２人が庄司校長のあいさつ、代表児童の作文発表を視聴した。

　庄司校長は「２学期は、勉強や活動にじっくりと取り組んだり、行事を通して新しい自分を発見したりするなど大きな成長に期待できる学期」と強調。

　「そのためには、何事にもあきらめずに粘り強く取り組むことが大切」とし、「これから始まる２学期の勉強や活動の中で、分かるようになったことやできるようになったことを一つ一つ確かめながら自信をもって進んでいこう」と呼びかけた。

　このあと、学級ごとに学級活動を行い、夏休みの振り返りを行ったほか、２学期からの学校生活に向けて意識を高めた。

　１年生の足達蒼汰君は「夏休みの思い出は家族で海に行ったこと。２学期はカタカナプリントや縄跳びを頑張りたい」、３年生の板倉紗凪さんは「２学期では、まだ友だちになれていない子と友だちになりたい」と今後の抱負を語った。

　庄司校長は「子どもたちは、コロナ禍で多くの制限がある中で根気よく学校生活を送っている。様々な活動の中で感染対策をしっかり講じればできる活動もある。今後も、札幌市のガイドラインに沿って工夫・検討しながら各種教育活動を行っていきたい」と話していた。

(札幌市 2021-08-19付)