札幌市幼児教育センター３年度研究実践園研究事業実施計画　幼児期にふさわしい生活の在り方　第５回

（札幌市 2021-08-24付）

きくすいもとまち幼稚園の研究内容等（クリックすると拡大表示されます）

【市立きくすいもとまち幼稚園（松澤晃二園長）】

▼研究協力園・校など

▽市立米里小学校、松田聡市立南郷小教諭、阿部宏行札幌大学女子短期大学部教授

▼研究副主題

　「やってみたい！」を実現する環境の構成と援助

▼研究の目的

　本研究を通して、本年度の園の指導の重点「感染症対策を講じた上で、楽しい遊びや活動、支援を充実させる～コロナ禍の中でも工夫してできることを考える」を求めていく。

　本年度は、過去２年でとらえてきた心が動く環境との出会い、もっと面白くしようとする幼児の姿、その過程で教師が行ってきた環境の構成や援助について、「ウィズコロナで学びが深まるための環境の構成と援助」という角度からも具体化し、その成果を地域の幼保小の連携や接続に生かすことができるようにする。

【認定こども園にじいろ（織江真由美園長）】

▼研究協力園・校など

▽市立真栄小学校、木村彰子札幌国際大学准教授

▼研究副主題

　やってみよう＝の気持ちが続く環境構成と援助

▼研究の目的

　遊びの連続性を意識した保育を展開していくために、環境構成や保育者の援助を検証しながら保育・教育を行うことで、幼児期にふさわしい生活の在り方を探っていくことを目的とする。

▼研究内容・方法

▽仮説

　本園にじいろならではの遊びの連続性を意識した保育を展開することで、幼児期にふさわしい生活の在り方やそこに向かう育ちの姿が現れるのではないか。

▽仮説の検証

　子どもの興味・関心や発達に合わせて、遊びを継続・展開させていくための保育者の援助や環境構成について、エピソード記録をもとにした話し合いを通して検討していく。

▽継続して遊びを展開していくために、場の残し方について、全職員で共通理解を図る

▽園内研修

　札幌国際大・木村准教授を招いて、連続性を意識した遊びの保育カンファレンスを行う。

▽小グループごとの研究推進

　小グループに分かれ、子どもの姿を丁寧に見取りながら環境構成や保育者の援助を検証する。

▽研究全体会、保育カンファレンスによる意見交流

▽おたより、ホームページ等による発信

(札幌市 2021-08-24付)