きょうから３定札幌市議会代表質問　コロナ禍の教育状況等　学びの場確保やヤングケアラー

（札幌市 2021-09-27付）

　札幌市議会は、きょう２７日から３定代表質問を開始し、本格的な論戦に入る。教育関係では、新型コロナウイルス感染症にかかわる児童生徒の教育状況や学びの場の確保に向けた取組などについて質疑が行われる。また、通学路の安全点検や地域の見守り活動の実施状況、ヤングケアラーの取組の方向性などについて議論される。

　きょう２７日は、伴良隆議員（自由民主党）、成田祐樹議員（民主市民連合）、２８日は、前川隆史議員（公明党）、村上ひとし議員（日本共産党）、２９日は、三神英彦（自由民主党）、水上美華議員（民主市民連合）、石川さわ子議員（市民ネットワーク北海道）が質問に立つ。

　伴議員は、コロナ禍における子どもたちの教育状況について質問。コロナとの共生が求められ、教育における体験活動等が見直される中で、教育課題の解決など、今後の子どもたちの成長に向けた取組の方向性をただす。

　また、児童相談所等の相談機関・関係機関の体制整備、子どもや若年の保護者に対する支援のほか、通学路の安全点検や地域の見守り活動の実施状況などについて問う。

　成田議員は、感染症対策を講じた児童生徒の学びの場の確保について質問するほか、北海道の動向を踏まえたヤングケアラーの取組の方向性について認識をただす。

　水上議員は、一時保護の環境整備や里親委託の推進について質問する。

　石川議員は、昨年３月に策定した第４次さっぽろ子ども未来プランに新たな視点として盛り込まれた“地域資源の活用”にかかわって、地域と連携した子どもの見守り活動、子育て支援策の在り方を問う。

(札幌市 2021-09-27付)