札幌市幌南小　国研調査官招き　１０月１日に公開授業　心身・健康保持教育促進

（札幌市 2021-09-24付）

　国立教育政策研究所の令和３年度教育課程実践検証協力校に選定されている札幌市立幌南小学校（大牧眞一校長）は１０月１日、事業の一環で公開授業を実施する。５年２組の保健「けがの防止」を公開。授業後には、国立教育政策研究所教育課程研究センターの横嶋剛教育課程調査官を助言者に迎え研究協議を行う。

　教育課程実践検証協力校事業は、国公私立の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校等で幼児児童生徒が学習に取り組む様子の観察などを通じて、学習指導上の様々な実践を客観的に検証することや、教育課程の基準の改善・充実等に必要となる情報の収集など行うもの。

　国研は、地域、学校規模とＩＣＴ環境等を考慮して学校を選定。①各教科等の教育課程に関するもの②Ｅ―Ａｓｓｅｓｓｍｅｎｔに関するもの③学校全体で取り組むもの―の３つのカテゴリーを設定している。

　うち、③の協力校の指定を受けている幌南小では、心身や健康保持の教育に関するカリキュラム・マネジメントについて研究を推進。心のケアや性教育、食育、安全教育など、様々な健康教育に関する研究を進めている。

　事業にかかわって１０月１日午後１時３０分から、５年２組（余田峻也教諭、児童数３４人）の保健「けがの防止」を公開。公開授業後には、研究協議を行い横嶋教育課程調査官が助言する。

(札幌市 2021-09-24付)