札幌市立高・特副校長・教頭会　１年後見据え学校経営　研究協議会　各校状況報告

（札幌市 2021-09-27付）

　札幌市立高校・特別支援学校副校長・教頭会（西川浩司会長）は１４日、オンラインで令和３年度第３回研究協議会を開いた。各部の代表者が事業や学校の状況などを報告。コロナ禍での各校の状況などを共有した。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からオンラインで開催。会員１６人が参加した。

　開会に伴い、西川会長があいさつ。「協議会での情報共有を通して、各校での半年後、１年後の教育活動を見据えた学校経営に努めてほしい」と呼びかけた。

　引き続き、担当者が各部会における事業の実施状況や学校の状況についての報告。

　本年度の職場体験学習については、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各事業所に動画作成を依頼。生徒が選択した動画を視聴した上で、個人・グループでの探究活動につなげていくことを確認した。

　特別支援学校の職業実習についても、緊急事態宣言の延長に伴い、一部実習日程に遅れが生じていることが報告された。

　各報告終了後、市教委教育課程課の牧野弘幸高校担当係長が、本年度の入学者選抜の日程や配点の変更などについて説明。このほか、市立学校におけるキャリア・パスポートの円滑な引き継ぎを通して、より充実したキャリア学習の実施を求めた。

(札幌市 2021-09-27付)