道教委　学校の感染症対策で通知　寒冷期も換気対策を　学校薬剤師等と連携し

（コロナウイルス関連 2021-10-15付）

　道教委は１３日付で通知「学校における新型コロナウイルス感染症対策について」を各教育局長、道立学校長、市町村教委教育長に発出した。道内における感染症対策の留意事項を一元化。寒冷期においても、サーキュレーターやCO２モニターを活用するなど、学校薬剤師等と連携して適切に換気対策を実施するよう追記した。

　道が札幌市の重点地域を解除し、全道域で独自の対策を実施する方針を決定したことを踏まえ、学校における感染症対策の内容を改訂。石狩管内と、石狩以外の地域で分けていた留意事項を一本化した。

　これまでと同様、発熱の有無にかかわらず風邪症状がみられる場合、症状がなくなるまで登校させないよう児童生徒や保護者への周知徹底を要請。感染者や家族への偏見・差別の防止に向けた指導、部活動における対策の徹底を指導するよう求めた。

　道立学校における文部科学省の衛生管理マニュアルで示す行動基準については、引き続き全校でレベル２とし、対策を確認して徹底する。

(コロナウイルス関連 2021-10-15付)