札幌市美園小　リンゴ収穫　大きいのとれたよ！　自らデザインした文字入り

（札幌市 2021-11-01付）

地域住民と協力し収穫

　札幌市立美園小学校（加藤秀樹校長）は１０月２５日、豊平区環状通に立地するリンゴ並木で「文字入りリンゴ」を収穫した。同校の４年生７８人が参加。児童たちは、地域住民と協力しながら自らデザインした文字入りリンゴを丁寧に収穫した。

　取組は、４年生を対象に豊平区と連携して平成２５年から毎年実施しているもの。４年生は、総合的な学習の時間でリンゴを題材とした地域の歴史や地域住民のまちづくり活動について学習している。今回は、その一環として実施した。

　児童たちは、９月３日に文字入りリンゴを作成。文字入りリンゴは、色づく前のリンゴに文字や絵をデザインした黒いシールを貼り、熟したあとにシールを剥がすと絵が浮き出るもので、７種類のシールは児童自らデザインした。

　２５日の収穫日、児童たちは、美園リンゴ会の会員にリンゴを摘む手順を教わりながら、自身でシールを貼ったリンゴの実を選び、慎重な手つきで収穫。児童たちは、採れたてのリンゴを手に「しっかり文字が入ってる」「大きいのがとれた！」などと笑顔で話していた。

(札幌市 2021-11-01付)