【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道言語障害児教育研究協議会会長　里館大

（関係団体 2022-01-12付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、日ごろより本協議会の活動に対し、ご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。

　本協議会は、昭和４３年に発足した５０年を超える歴史ある研究団体です。会員構成は、道内の「ことばの教室」と「きこえの教室」および幼児の療育に携わる担当者となっております。ことばや聞こえの専門性を深めることはもちろんのこと、通級指導教室や療育機関、個別指導の中心的な研究組織として、求められる役割が年々大きくなってきているように感じています。

　昨年予定していた、第５４回北海道言語障害児教育研究大会稚内大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、残念ながら、開催を見送ることとなりました。

　しかし、これまで同様、通級指導を受ける子どもたち一人ひとりを「多面的・総合的にとらえ」、「子ども理解」を深め、その時々に必要な支援をしていくために、会員は主体的に研修や情報交流を行い研鑚の継続に努めていきます。

　今後も会員相互の専門性を高め、教職員等へ発信していく力を発揮し、学びを止めない取組としていきたいと考えています。

　新年度も研究主題「ことばを支える“心の育ち”を大切にした支援のあり方を考える」のもと、関係機関との連携を深めながら実践研究をより充実すべく努力してまいります。

　今後とも、本協議会へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年度の事業計画

▽第５１回全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会全国大会・第５５回北海道言語障害児教育研究大会千歳大会（ウェブ開催予定）

▼事務局＝札幌市立南月寒小学校通級指導教室（事務局長・濱﨑健教諭）

(関係団体 2022-01-12付)