【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道教育地図研究会　会長　相内安津志

（関係団体 2022-01-13付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。また、皆様におかれましては、平素より本会の諸活動に対しまして温かいご理解とご支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響によって本会の主要事業のいくつかは縮小を余儀なくされました。

　そのような中でも、前年度は縮小開催せざるを得なかった第４２回児童生徒社会研究作品展を例年とほぼ同規模で開催し、それに伴う広報誌『社会研究作品展』を発行いたしました。

　今後も本道における地図指導に関する研究を深め、教育の質の向上に資することを目的に以下の３つの主要な活動と事業に継続して取り組んでまいります。

【フィールドワーク】

　社会科教師としての教材研究力など、資質向上を図るため、現場を直接観察し、調査等を行います。本年度は、中止としました。

【児童生徒社会研究作品展】

　本年度で第４２回を迎えた本作品展は、道民活動センター（かでる２・７）を会場に１０月３０・３１日の２日間開催いたしました。応募対象を例年どおりの小学生・中学生とし、応募数が前年度より大幅に増え、３０２人となりました。

【授業研究会】

　社会科を中心とした地図を活用した授業の在り方や地図帳の効果的な利用の仕方を研究しています。コロナ禍において、授業公開を行わない支部もありましたが、参加形態を工夫しての授業づくりを学びの場とする活動も前年度から行っています。

▼新年度の事業計画

▽フィールドワーク

・期日＝８、１１月（巡検地未定）

▽児童生徒社会研究作品展

・期日＝１１月５日（土）～６日（日）

・会場＝道立道民活動センター（かでる２・７）

▽授業研究会・学習会

・期日＝未定

▼事務局＝札幌市立上白石小学校（幹事長・髙野京一郎教頭）

(関係団体 2022-01-13付)