２６日に地学協働世界遺産フォーラム　北海道の縄文を学ぼう！　道教委、練成会グループ等

（道・道教委 2022-02-14付）

　道教委等は、２６日午後１時３０分から地学協働フォーラム「世界遺産　北海道の縄文に学ぶ」を開催する。児童生徒らに身近な世界文化遺産である縄文遺跡の普遍的価値や、縄文文化の面白さを発信する。

　道内に初めて誕生した世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」。フォーラムは、１万年以上も続いた世界にも類のない北海道の縄文文化をひも解くもので、「１万５０００年前の“北海道”をみんなで見てみよう！」と子どもたちの積極的な参加を呼びかけている。

　主催は道教委、練成会グループ、NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム。

　札幌市内の研修施設ACU（アスティ４５ビル１６階）を会場に中学生、高校生（小学校高学年も可）および学校教員先着８０人、オンラインで先着６００人の参加を想定しているが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては対面参加は中止し、オンラインのみとなる可能性がある。

　開会式のあと、道環境生活部文化局文化振興課縄文世界遺産推進室の阿部千春特別研究員が「世界遺産になった縄文遺跡群」と題し基調講演。

　その後、「過去と未来を結ぶ世界文化遺産の学び」をテーマにシンポジウムを行う。

　シンポジストは、道教委の池野敦教育部長、練成会グループの今村明広塾長、函館市教委の辻俊行教育長。コーディネーターは、ほっかいどう学推進フォーラムの新保元康理事長。

　児童生徒や教員が、縄文文化への理解を深め、その面白さが伝わるような内容を考えており、シンポジウムには道内の中学生２人もオンラインで参加予定。

　問い合わせ先は、道教委生涯学習推進局文化財・博物館課文化財調査係・電話０１１（２３１）４１１１、内線３５―６２６。

(道・道教委 2022-02-14付)