道教委　公立高入選の出願変更状況　全日制８人増　０・９９倍　専門学科　１・２４倍に上昇

（道・道教委 2022-02-15付）

　道教委は１４日、４年度公立高校入学者選抜出願変更後の状況を発表した。２日現在の出願者数は、当初出願時と比べて全日制で８人増の３万４２７人、定時制で４人増の９５３人。全定合計で３万１３８０人となった。全定平均の倍率は横ばいの０・９５倍。内訳は、全日制が０・０１ポイント上昇し０・９９倍、定時制は横ばいの０・４８倍。全日制をみると、普通科は横ばいの１・０３倍、専門学科は０・０４ポイント上昇し１・２４倍、職業学科は０・０１ポイント上昇し０・８５倍、総合学科は０・０２ポイント下降し０・９２倍となった。

　出願変更した人数をみると、全日制１０２３人、定時制４人の計１０２７人。全日制の内訳は、普通科８１５人、専門学科４４人、職業学科１１１人、総合学科５３人だった。

　出願変更後、募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が５校減の９２校、職業学科は３学科減の５６校１０３学科。専門学科は２校２学科、総合学科は１２校でいずれも横ばいだった。

　倍率が１・５倍を超えた学校・学科は、当初、普通科７校、専門学科３校３学科、職業学科２校２学科。出願変更後は、普通科が札幌東、札幌西、札幌月寒、市立札幌平岸、市立札幌清田、旭川西の６校に。専門学科は札幌啓成理数、釧路湖陵理数の２校２学科、職業学科は札幌国際情報理数工学、函館工業電気情報工学の２校２学科となった。

　一方、定時制で募集人員を超えた学校・学科数は、増減なしの１校２学科。出願者が１０人未満の学校・学科数も増減なしの１３校１４学科だった。

　出願変更によって、出願者数が３０人以上変化した学校・学科は、札幌東・普通（４６人減）、札幌西・普通（４５人減）、大麻・普通（３２人増）、帯広柏葉・普通（３２人減）、釧路明輝・総合（３０人減）の５校５学科だった。

　今後の日程は、推薦入学・連携型入学者選抜の合格内定通知が１８日まで、再出願受付が２１日から２４日正午まで。

　学力検査は３月３日、追検査が３月１４日、合格発表は３月１６日午前１０時となっている。

(道・道教委 2022-02-15付)