道総研・開発局の研究成果を学校へ　出前講座等積極活用を　道教委　リーフレットで周知

（道・道教委 2022-02-14付）

　道教委は、連携協定を締結した道立総合研究機構（＝道総研）、道開発局と教育活動を行うためのリーフレットを作成した。両機関が有する優れた知見や研究成果をもとに、防災教育の出前講座、現場見学会やインターンシップなどを各学校に提供。具体的な取組や問い合わせ窓口を記載しており、積極的な活用を呼びかけている。

　道教委は、子どもたちの学びの機会の一層の充実を図るため大学や研究機関、企業等と連携協定を締結。協定の内容や取組事例、担当課を整理したホームページを新設し、情報提供している。

　道教委と道総研は３年７月に連携協定を締結。幅広い生活・産業分野にわたる知見・技術をもとに、環境問題、防災教育、産業技術などに関する出前授業や体験学習、施設見学、インターンシップや教職員研修会などの活動を展開している。道総研と連携した取組を希望する場合、道教委教育政策課政策企画係にメールまたはＦＡＸで申し込み、道総研の窓口から希望の部門を紹介する。

　道開発局とは同年５月に連携協定を締結。児童生徒向け現場見学会やインターンシップの実施、防災学習の出前講座など、防災教育、産業教育、地域づくりなどの取組で活用されている。

　さらに、教員が授業等で活用するデータや写真、地図を学校に提供。具体的には「道内の国道の距離や港湾の数」「防災活動や除雪作業の写真」「北海道の道路の整備状況の地図」「地域におけるダム整備の歴史」などで、相談に応じて提供する。

　リーフレットでは、出前講座の窓口となる開発局と各開発建設部ホームページへの２次元バーコードを記載している。

(道・道教委 2022-02-14付)