文科省　１月学校関係者コロナ感染　幼児児童生徒９.８万人　経路　小・中は同一クラス最多

（コロナウイルス関連 2022-02-17付）

学校内感染の経路（クリックすると拡大表示されます）

　文部科学省は学校関係者における新型コロナウイルスの感染状況（２年６月～４年１月）をまとめた。１月の幼児児童生徒の感染者数は９万８４２５人。最多だった３年８月の３万７３３３人を大きく上回った。学校内感染の経路の割合は、高校を除き「同一クラス」が最も高く、高校では同一部活動での感染が５４％と半分以上を占めた。

　２年６月１日から４年１月３１日までに報告のあった幼児児童生徒の感染者数は１９万２１７４人。教職員の感染者数は１万４７９３人。

　１月の幼児児童生徒の感染者数は９万８４２５人。内訳は、幼稚園児が３５７６人、小学生が５万１５３５人、中学生が１万８２２５人、高校が２万４０９１人、特別支援学校児童生徒が９９８人となった。

　感染経路は全校種で「感染経路不明」の割合が上昇。小学校は５９％、中学校は５５％、高校は５４％、特別支援学校は６１％となっている。

　今回調査から、児童生徒・教職員の学校内感染経路の詳細を公開。小学校の７９％をはじめ、いずれも同一クラスでの感染割合が高い。同一部活動での感染は高校が５４％、中学校が３４％だった。

　同一の学校で５人以上の感染が確認された事例は６１７１件。

　内訳は、小学校が３４９４件、中学校が１２４９件、高校が１３５８件、特別支援学校が７０件となっている。

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累計感染者数と感染経路（クリックすると拡大表示されます）

(コロナウイルス関連 2022-02-17付)