小児ワクチン接種 強制しない配慮を 学校等の考え方 文科省が通知（コロナウイルス関連 2022-02-24付）
文部科学省は２１日付で、新型コロナワクチンの小児接種実施に関する学校等における考え方・留意点をまとめ、関係者に通知した。
学校等を会場とする学校等集団接種に関しては、同調圧力やきめ細かな対応への困難さなどから「現時点で推奨するものでない」としつつ、市町村判断で実施する際の留意点を示している。
接種が事実上の強制とならないよう教育活動の時間帯には学校集団接種は行わないこと、放課後や休日、長期休業期間などに実施するなどの工夫を求めた。
集団接種時、教職員が予診票を配布することも考えられることから、業務内容を事前に明確化すること、教育活動の実施に支障が生じる業務を求めないことを挙げている。
医療機関等でワクチン接種を受ける際、状況に応じて校長判断で指導要録上「出席停止・忌引き等の日数」に記録し、欠席にしない柔軟な扱いも可能とする。
副反応か否かに関わらず、接種後に発熱等の風邪症状が見られる場合、出席停止の措置を取ることができることを周知。
このほか、行事への参加に際し、ワクチン接種等の条件を付すべきではないとした。
(コロナウイルス関連 2022-02-24付)
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