網走市 ４年度予算案 端末通信費を一部支援 学校給食調理場２ヵ所に集約（市町村 2022-02-18付）
【網走発】網走市は１６日、４年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１・２％減の２３９億９９９９万円。教育費は１０・４％増の２２億６１８０万円。学校給食施設整備、小・中学校や美術館、博物館の改修などが教育費増額の主な要因となっている。
新規事業をみると、小・中学校デジタル環境整備に計３７７万円を措置。３年度補正予算案で全小・中学校への電子黒板整備を盛り込んでおり、その周辺機器を整備する。
また、小・中学校就学奨励を拡充し、合わせて４０３４万円を充てた。新たに準要保護世帯等に対し１人１台端末の持ち帰りにかかる通信費の一部を支援する。
このほか、学校給食施設整備に１億４５５０万円を計上。市内５ヵ所の学校給食調理場を２ヵ所の共同調理場に集約する。
教育関連の主な事業はつぎのとおり。
▽英語指導助手（ＡＬＴ）招致＝８９５万円
▽吹奏楽楽器整備＝１００万円
▽学力向上対策＝＝１９５万円―現状分析のための学力テストの実施
▽読書感想文コンクール開催＝３３万円
▽学習支援員配置（拡充）＝１７５４万円
▽あばしり寺子屋開催＝６万円―東京農業大学生ボランティア等による学習のサポート
▽子ども体力づくりサポート＝１４万円―日本体育大学の指導者による体力づくりのサポート
▽学校図書館司書配置＝９１２万円
▽小学校学校図書館図書整備＝３００万円
▽中学校学校図書館図書整備＝２００万円
▽教員住宅改修（拡充）＝６８２万円
▽教員住宅解体（拡充）＝６５６万円
▽スクールバス運行（拡充）＝８５６９万円
▽スクールバスボックス撤去（拡充）＝３５０万円
▽学校教育実践校補助金（拡充）＝１０３万円―公開研究会における必要経費の補助
▽ＩＣＴ教育研修＝６７万円
▽教育児童相談室運営＝３０３万円
▽適応指導教室運営＝３２８万円
▽児童生徒カウンセリング（拡充）＝２９５万円―市費負担カウンセラーによる小・中学校への巡回カウンセリング。派遣頻度を増加
▽中学校体育文化振興事業補助金＝１１００万円
▽子ども安全対策＝６０万円
▽コミュニティ・スクール推進＝６４万円
▽部活動指導員配置＝１５１万円
▽いじめ対策＝２５万円
▽教職員研修＝４１万円
▽小学校管理運営（拡充）＝１億５９７３万円―教職員の長時間労働是正のため、メッセージ応答電話機の設置など
▽中学校管理運営（拡充）＝７８８５万円
▽小学校営繕（拡充）＝５２９万円
▽小学校改修（拡充）＝５５５０万円
▽学校遊具整備（拡充）＝６３０万円
▽中学校営繕（拡充）＝４６３万円
▽中学校改修（拡充）＝５８６０万円
▽小学校特別支援教育支援員配置（拡充）＝３６９１万円―２人増員
▽中学校特別支援教育支援員配置＝８１０万円
▽小学校パソコン教育推進＝４５１万円―１人１台端末のセキュリティソフト等の使用料
▽小学校貸出用通信機器管理＝２６６万円―家庭にインターネット環境がない児童へ貸し出すモバイルルーターの通信費を負担
▽小学校デジタル環境整備（新規）＝２６４万円
▽中学校パソコン教育推進＝２５３万円
▽中学校貸出用通信機器管理＝１７７万円
▽中学校デジタル環境整備（新規）＝１１２万円
▽小学校教職員用パソコン整備（拡充）＝１３１６万円
▽中学校教職員用パソコン整備（拡充）＝６９２万円
▽小学校校務支援システム管理＝３８１万円
▽中学校校務支援システム管理＝２５４万円
▽小学校教材教具（拡充）＝１８３４万円
▽中学校教材教具（拡充）＝１５０５万円
▽学校給食運営費（拡充）＝１億２４３１万円
▽学校給食施設営繕（拡充）＝５５０万円
▽学校給食施設整備（新規）＝１億４５５０万円
▽小学校就学奨励（拡充）＝１９５３万円
▽中学校就学奨励（拡充）＝２０８１万円
▽日体大高等支援入学支援補助金＝６００万円
▽日体大高等支援教育環境整備補助金（新規）＝３００万円―教育活動等に要する経費の一部を支援
▽日体大高等支援生徒確保対策支援補助金（新規）＝５２００万円
▽学生商品開発事業補助金（新規）＝１５０万円―大学生等が行う商品開発を支援
▽網走南ケ丘高定時制生徒通学手段確保＝１４２万円
▽図書館管理運営＝２３９１万円
▽図書館デジタル環境整備（拡充）＝２８万円―タブレット端末を用意し、利用者の調べもの検索のほか、館内での電子図書館の閲覧を可能とする
▽読書活動推進＝２８万円
▽ブックスタート＝３１万円
▽電子図書整備＝１２４万円
▽学校巡回図書整備＝７０万円
▽子どもと動物ふれあい＝８９万円
▽放課後子ども教室推進（拡充）＝６７９万円
▽地域学校協働活動＝１２６万円
▽子どもフェスティバル＝３６万円
▽子ども講座開設＝２６万円
▽成人祝賀＝５５万円
▽子ども夢育＝１０４万円
▽こどもスポーツチャレンジ＝１５万円
▽「夢の教室」開催＝２２４万円
▽スポーツ少年団活動支援＝３００万円
▽インターハイ開催準備（新規）＝１４０万円―５年度全国高校総合体育大会ボート競技開催に伴い、実行委員会へ負担金を交付
▽国際理解体験＝３０９万円
(市町村 2022-02-18付)
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