滝川市　４年度予算案　小にロイロノート導入　統合中の部活動通学を支援

（市町村 2022-02-18付）

　【岩見沢発】滝川市は１５日、４年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度当初比１・２％増の２１２億１９００万円。うち教育費は１・７％増の１０億６９６７万円となっている。

　主な事業をみると、学校給食調理業務等民間委託に１億２３６１万円、スクールバス運行に５４５６万円を充当。新規では、１人１台端末授業支援ソフト導入に１７６万円、中学校統合の部活動用通学支援に４８万円を計上した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼未来へはばたく子どもたちを育むまちづくり

▽１人１台端末授業支援ソフト導入（新規）＝１７６万円―ＧＩＧＡスクール構想での１人１台端末の普及を受け、児童の主体性を生み、双方向授業をつくり出す授業支援ソフト・ロイロノートを全小学校に導入し、最大限有効活用しながらＩＣＴ教育の充実を図る

▽スクールバス運行＝５４５６万円―江陵中と江部乙中の統合に伴い、江部乙地区のスクールバスを１台増便し、生徒の通学支援を図るとともに、通学時の安全を確保する

▽中学校統合の部活動用通学支援（新規）＝４８万円―江陵中と統合する江部乙中の生徒のうち、統合前から部活動をしていた新２年生および新３年生に対し、冬期間の学校休業日に部活動へ参加するための交通費の一部を支援する

▽学校給食調理業務等民間委託＝１億２３６１万円―安全で安定した学校給食を提供するため、市内６調理場における調理業務等を引き続き民間委託する

▽小・中学校机椅子整備＝２９０６万円―安心で快適な学校環境整備のため、滝川第一小、東小、明苑中の机と椅子を入れ替える

▽國學院大北海道短大連携＝１４５０万円―就学機会の拡大と併せて地域を支える人材の定着を目指し、國學院大短大、あるいは編入学によって國學院大を卒業後、市内での就職を促進するための修学奨励金事業等を実施する

▽子ども医療費助成＝１３７万円―非課税世帯の小学生の通院に対して、初診時一部負担金を除く医療費の全額を助成し、子どもたちの健やかな成長とさらなる健康の保持・増進を図る

(市町村 2022-02-18付)