夕張市４年度予算案　夕張高入学生に端末補助　模擬坑道復旧事業で教育費増

（市町村 2022-03-10付）

　【岩見沢発】夕張市は８日、４年度予算案を発表した。一般会計は、前年度当初比１９・９％増の１１９億５４７０万円。教育費は、新規事業の模擬坑道復旧に３億４７８５万円を充てたことにより１１３％増の７億３００７万円となった。

　新規事業はこのほか、夕張高入学支度金にタブレット購入補助６３万円を追加。体育施設管理に１１３７万円を盛り込んだ。継続事業では、小中高連携に９５２万円を計上した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽小中高連携＝９５２万円―小中高で一貫した英語教育を推進するためのオンライン英会話教育を実施

▽夕張高魅力化＝２１０８万円―公設塾の運営経費や高校および生徒に対する各種補助金

▽スクールバス運行＝３８４０万円

▽夕張高魅力化（新規）＝６３万円―高校生入学支度金にタブレット購入補助を追加

▽児童生徒通学安全対策（新規）＝１９万円―児童生徒全員に防犯ブザー付ライトを配布

▽模擬坑道復旧（新規）＝３億４７８５万円

▽体育施設管理（新規）＝１１３７万円―バスケットゴール等体育施設備品の老朽化に伴う更新

(市町村 2022-03-10付)