4地域で連絡協 課題共有し支援へ ヤングケアラー
(道議会 2022-03-22付)

 17日の1定道議会予算特別委員会では、ヤングケアラーへの支援が取り上げられた。

 道教委の中澤学校教育局指導担当局長は、全教職員がヤングケアラーへの対応に関する理解を一層深めるため、校内研修等で活用できる研修資料やアセスメントツールの提供など従来の取組に加え、スクールソーシャルワーカーが実例を交えながら解説する研修動画を作成して各学校での研修機会の充実に取り組んでいくとした。

 鈴木淳学校教育監は、各学校や市町村教委において子どもたち自身がヤングケアラーについて知る啓発、教職員研修の充実、相談機会の確保などの取組を進めるほか、市町村教委や福祉等の関係機関で構成する連絡協議会を道内4ブロックで開催する考えを示し「現状認識や課題などを共有して地域の実情に応じたきめ細かな支援につなげ、地域全体で支援する環境づくりに取り組んでいく」と述べた。

 佐藤委員の質問に対する答弁。

(道議会 2022-03-22付)

その他の記事( 道議会)

1定道議会文教委(令和4年3月23日) 体験談事例集作成 チェックシートも 男性教職員育児参加

 男性教職員の育児参加が取り上げられた。  道教委によると、道内公立学校における2年度の男性教職員の育児休業取得率は3・8%となっている。  伊賀治康教職員局長は、育児参加に対する意識の...

(2022-03-28)  全て読む

1定道議会予算特別委 オンライン研修で小・中と知見共有 病弱学級の指導充実

 18日の1定道議会予算特別委員会では、病弱の特別支援教育が取り上げられた。  道教委の鈴木淳学校教育監は、入院の短期化や近代化によって病弱の特別支援学校の児童生徒数が減少している一方、身...

(2022-03-24)  全て読む

1定道議会予算特別委 全道で22・4人 各地の取組把握へ いじめ認知の平均数

 18日の1定道議会予算特別委員会では、いじめの認知平均件数が取り上げられた。  伊藤伸一生徒指導・学校安全課長は、2年度の国の調査で中学校の10人当たりのいじめ認知件数の全国平均は24・...

(2022-03-24)  全て読む

中央等3児相改修 旭川・室蘭は設計 一時保護所環境改善

 16日の1定道議会予算特別委員会では、児童相談所による一時保護について質疑が行われた。  道保健福祉部の手塚和貴子ども子育て支援課自立支援担当課長は、道の児相において直近3年間に一時保護...

(2022-03-23)  全て読む

拠点への協力病院3次医療圏ごとに アレルギー疾患対策

 16日の1定道議会予算特別委員会では、アレルギー疾患対策について質疑が行われた。三瓶徹保健福祉部長は、ことし道がアレルギー疾患医療拠点病院に選定した北海道大学病院に関し「来年度、道独自の取...

(2022-03-23)  全て読む

調査でICT活用 迅速な分析可能に いじめ未然防止

 17日の1定道議会予算特別委員会では、いじめの未然防止が取り上げられた。  道教委の中澤美明学校教育局指導担当局長は、今後1人1台端末から直接いじめ被害を訴えることができる相談窓口を設置...

(2022-03-22)  全て読む

遠隔・集合併用で 防災サミット継続 高校生の防災教育

 17日の1定道議会予算特別委員会では、防災教育が取り上げられた。  道教委の伊藤伸一生徒指導・学校安全課長は4年度、3年度に開催した道高校生防災サミットを継続して開催し、オンライン形式と...

(2022-03-22)  全て読む

各市町村で検討を 国の提言も注視 部活動の地域移行

 17日の1定道議会予算特別委員会では、部活動の地域移行が取り上げられた。  道教委の今村隆之教職員課働き方改革担当課長は、当別町・登別市・紋別市で本年度実施した地域部活動推進事業に関し、...

(2022-03-22)  全て読む

ふるさと納税で ICT機器等整備 道立校の応援事業

 17日の1定道議会予算特別委員会では、道立学校ふるさと応援事業について質疑が行われた。  道教委の荒川裕美教育政策課長は、ふるさと納税を活用して道立学校の特色ある教育活動の充実に向けた支...

(2022-03-22)  全て読む

多様性に配慮した基盤構築へ取組 幼小接続期の教育

 17日の1定道議会予算特別委員会では、幼稚園と小学校の接続期における教育が取り上げられた。  道教委の池野教育部長は、各地域で幼児期からの一貫した教育が円滑に進むよう、幼小接続期の課題解...

(2022-03-22)  全て読む