調査でICT活用 迅速な分析可能に いじめ未然防止
(道議会 2022-03-22付)

 17日の1定道議会予算特別委員会では、いじめの未然防止が取り上げられた。

 道教委の中澤美明学校教育局指導担当局長は、今後1人1台端末から直接いじめ被害を訴えることができる相談窓口を設置して相談体制を整備するほか、ICTを活用していじめアンケート調査方法を改善することで迅速な集約・分析を可能とし、子どもたちの声をより早く把握して早期発見・早期対応につなげていく考えを示した。

 倉本博史教育長は、管理職をはじめとする教職員研修の充実や児童生徒が気兼ねなく相談できる仕組みを整備するほか、市町村や学校のいじめ防止の取組や対応の状況をきめ細かに把握するとし「学校・教育委員会の体制や連携状況等に課題を抱えている場合は、課題解決の道筋が付くまで継続した指導条件ときめ細かな支援を行い、道教委として指導力を発揮していじめ根絶に取り組んでいく」と述べた。

 佐藤禎洋委員(自民党・道民会議)の質問に対する答弁。

(道議会 2022-03-22付)

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