道教委　４年度授業改善推進教員　２５市町村６７校に配置　端末活用チーム２１校に拡充

（道・道教委 2022-04-12付）

　道教委は、学力向上推進事業授業改善推進チーム活用事業における４年度授業改善推進教員配置校を決定し、新規２０校を含む２５市町村６７校とした。前年度に旭川市に配置した端末活用推進チームを拡充し、小樽市や新ひだか町などを加え７市町２１校とする。各教科等で端末を活用した授業改善を推進する。

　事業は平成２７年度から実施。教科指導における豊富な経験や実践的指導力を有する授業改善推進教員がチームとなり、配置校以外の学校を巡回して集中的にチーム・ティーチング（TT）を行うことで授業改善に取り組んでいる。

　具体的には、授業者への助言や教材研究、評価問題の作成、ICT活用による授業改善を推進するほか、資料の情報提供や授業者への指導内容等に関する管理職との協議などを行う。

　本年度は、２５市町村（１３市１１町１村）の２７チーム６７校に授業改善推進校教員を配置する。新規は北広島市立大曲小学校など２０校となっている。

　また、各教科等において１人１台端末を活用した授業を実践して成果の普及を図る端末活用推進チームを拡充する。前年度の旭川市をはじめ、小樽市、新ひだか町、北見市、帯広市、釧路市、根室市の７市町８チーム２１校に配置する。

　国語・算数の授業でICT機器を活用した授業改善に取り組むICT活用推進チームは前年度と同様に函館市立あさひ小学校・北昭和小学校に配置。

　数学推進チームに関しては、函館市立本通中学校・港中学校、旭川市立神居中学校・神居東中学校、釧路市立大楽毛中学校・北中学校に配置した。

　授業改善推進チーム全道研修会をきょう１２日午後１時３０分からオンライン開催する予定で、本年度の取組の見通しに関する説明や効果的な取組事例の実践発表・協議などを行う。

　４年度の授業改善推進教員配置校はつぎのとおり。

▼空知

▽滝川市滝川第三小・滝川市滝川西小

▼石狩

▽北広島市西部小・北広島市大曲小（新規）

▽石狩市南線小・石狩市花川南小

▼後志

▽小樽市手宮中央小（新規）・小樽市潮見台小（新規）・小樽市朝里小（新規）―端末活用推進チーム

▽余市町黒川小・余市町沢町小・余市町大川小

▼胆振

▽室蘭市白蘭小・室蘭市蘭北小・室蘭市地球岬小

▼日高

▽新ひだか町静内小（新規）・新ひだか町山手小（新規）―端末活用推進チーム

▼渡島

▽函館市あさひ小・函館市北昭和小―ICT活用推進チーム

▽函館市本通中・函館市港中―数学推進チーム

▼檜山

▽せたな町北檜山小・今金町今金小

▼上川

▽旭川市永山小・旭川市永山西小・旭川市陵雲小

▽旭川市神居中（新規）・旭川市神居東中―数学推進チーム

▽旭川市朝日小・旭川市神楽小（新規）―端末活用推進チーム

▽旭川市緑が丘中・旭川市春光台中―端末活用推進チーム　

▽富良野市東小・富良野市扇山小・富良野市富良野小

▽和寒町和寒小・鷹栖町鷹栖小・鷹栖町北野小（新規）

▼留萌

▽羽幌町羽幌小・初山別村初山別小

▼宗谷

▽稚内市稚内東小・稚内市稚内港小（新規）

▽豊富町豊富小・幌延町幌延小

▼オホーツク

▽北見市中央小（新規）・北見市東小（新規）・北見市高栄小（新規）―端末活用推進チーム

▼十勝

▽帯広市若葉小・帯広市明和小・帯広市森の里小

▽帯広市北栄小・帯広市光南小・帯広市花園小―端末活用推進チーム

▽音更町柳町小・音更町鈴蘭小・音更町下音更小

▽芽室町芽室小・芽室町芽室西小・芽室町芽室南小

▼釧路

▽釧路市釧路小（新規）・釧路市青葉小（新規）・釧路市大楽毛小（新規）―端末活用推進チーム

▽釧路市大楽毛中・釧路市北中（新規）―数学推進チーム

▼根室

▽根室市北斗小（新規）・根室市花咲小（新規）・根室市成央小（新規）―端末活用推進チーム

(道・道教委 2022-04-12付)