札幌市　３年度学校基本統計結果　在学（園）者６６２人減　学校（園）は４校増６５３校

（札幌市 2022-04-15付）

３年度札幌市内学校（園）総覧（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市は、文部科学省が実施している３年度学校基本統計（学校基本調査）の集計結果をまとめた。大学・短期大学を除く市内の学校（園）数は、前年度比４校増の６５３校。幼稚園、小学校、高校が減少した一方、幼保連携型認定こども園と特別支援学校が増加した。在学（園）者数は、６６２人減の２２万８４２３人で、中学校では６５９人の増となった。集計結果をまとめた３年度版統計書は市ホームページで公表している。

　学校基本調査は、文科省が学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的に昭和２３年から実施しているもの。

　幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、高校。中等教育学校、特別支援学校、専修学校、各種学校が対象となっている。

　市は文科省の調査結果を独自で集計し、統計書としてまとめ、毎年４月に公表している。

　集計結果をみると、３年度の大学・短大を除く学校（園）数は前年度から４校増の６５３校。幼保連携型認定こども園が１１園、特別支援学校は２校の増加となった。

　一方、幼稚園で７園、小学校で１校、高校で１校が減少している。

　在学（園）者数は、６６２人減の２２万８４２３人。幼稚園が１６１７人、小学校が３５８人、高校が１４８５人の減少となった一方で、中学校は６５９人増加した。

　教員数は、３３０人増の１万７３７１人。幼稚園と高校では減少となったが、その他の学校と園では増加した。

　増加の主な内訳は、幼保連携型認定こども園が２４４人、小学校が９８人、中学校が４７人、特別支援学校が１９人となっている。

(札幌市 2022-04-15付)