道教委　部活動大会の感染予防へ　新たに対策確認票　当番校等の活用促す

（コロナウイルス関連 2022-04-19付）

　道教委は、部活動大会における感染予防の徹底を図るため「大会における感染症対策確認票」を新たに作成した。大会の当番校等が大会前・当日・大会後に確認すべき３４項目を整理して示したもの。１５日付で関係者に周知し、活用を呼びかけている。

　確認票は前年度、部活動で感染が拡大した事例が多数報告されたことを踏まえ新たに作成。大会参加校の緊急連絡先や行程表・宿泊施設の部屋割の把握など大会前の確認事項のほか、競技・演習における感染症対策、大会終了後に症状が確認された場合の対応などの確認事項３４項目を記載し、担当者名や具体的なアドバイスを記載する欄を設けた。更衣室では換気や消毒、ソーシャルディスタンスの確保を挙げている。

　１５日付で発出した通知「学校における新型コロナウイルス感染症対策について」で各教育局長・道立学校長・札幌市を除く各市町村教委教育長などに周知した。また、臨時休業の取扱いに関しては３月２５日付の通知に基づき適切に対応するよう要請。いじめ・差別・偏見等の防止の指導の徹底や家庭と連携した感染症対策の徹底を呼びかけた。

　このほか、同日付で学校における感染症対策を踏まえた教育活動等の留意事項を改訂。対外試合や他校との練習試合や合宿を実施する際は、各競技団体のガイドラインや衛生管理マニュアル等を踏まえた上で、生徒の移動や更衣などの場面も含めて感染症対策を徹底することとした。

(コロナウイルス関連 2022-04-19付)