文科省　３月児童生徒等コロナ感染　４割減の１３・７万人　校内感染　高校が２割

（コロナウイルス関連 2022-04-20付）

第６期（１～３月）の感染経路（クリックすると拡大表示されます）

　文部科学省は、学校関係者における新型コロナウイルスの感染状況（２年６月～４年３月）を公表した。３月の幼児児童生徒の感染者数は１３万７１５８人。前月から約４割減少したものの、過去２番目に多い月となった。

　これまでに報告があった幼児児童生徒の累計感染者数は６１万１７５人、教職員は４万３３７０人。

　３月の幼児児童生徒の感染者数の合計は１３万７１５８人で、過去最高を記録した２月（２４万２５４７人）のつぎに多い。内訳は幼稚園４３８２人、小学校９万２１７７人、中学校２万３５４７人、高校１万５８２２人、特別支援学校１２３０人。

　同一の学校で感染者が５人以上確認された事例は小学校１９８９校、中学校７６２校、高校５１７校、特別支援学校５７校だった。

　第６期（ことし１～３月）における幼児児童生徒の感染経路の割合は第５期と比べ「家庭内感染」が下降して「感染経路不明」が上昇。校内感染は高校が１９％、幼稚園が１７％と高い。

　校内感染経路の詳細をみると、同一学級での感染が小学校８０％、特別支援学校６５％、幼稚園６１％と続く。

　部活動での感染は高校４６％、中学校２６％となっている。

(コロナウイルス関連 2022-04-20付)