道教委　新学期の感染症対策で通知　出席停止等の対応改訂　保護者向け資料で周知徹底

（コロナウイルス関連 2022-04-08付）

　道教委は、新学期における新型コロナウイルス感染症対策の徹底を求める通知を６日付で発出した。出席停止の考え方を子ども・家族の状況に応じ分かりやすく示した保護者向けリーフレットを改訂して周知。家庭と連携して対策の徹底を図るよう呼びかけた。

　通知の主な内容は①文部科学省の改訂衛生管理マニュアルに基づく感染症対策の確認②臨時休業への対応③部活動における感染症対策の徹底④大会参加における感染症対策の徹底⑤いじめや差別、偏見等防止の指導⑥リーフレット『保護者の皆様へＶｅｒ.１２』の活用―の６点。

　臨時休業に関しては３月２５日付で変更した学級閉鎖の条件等を踏まえ対応を迅速に行うとともに、感染状況に応じて適切な措置を講じるよう要請。部活動は時間・人数・場所・内容を厳選するほか、密集する活動、他校との練習試合や合宿を行わないよう呼びかけた。

　保護者向けリーフレットでは、基本的な感染症対策や特に気を付けるべきポイント、出席停止等の考え方を改訂した。

　児童生徒と家族の状況に対する学校の対応はつぎのとおり。

▽子どもの感染を確認＝治癒までの間、出席停止

▽子どもが濃厚接触者に特定、または同居家族の感染を確認＝保健所が指定する待機期間、出席停止

▽子どもが学校等から「感染の可能性がある人」としてリストアップされた＝感染者との最終接触日翌日から７日間、出席停止（８日目解除）

▽子どもがＰＣＲ検査または抗原検査を受けることとなった＝検査結果の判明まで出席停止

▽子どもに発熱・せきなどの症状がある、または同居家族に未診断の発熱等の症状がある＝症状が消失するまで出席停止

▽同居家族が濃厚接触者または「感染の可能性がある人」となり、感染が不安＝地域の感染状況等によって出欠の取り扱いを判断するため、学校に相談

(コロナウイルス関連 2022-04-08付)