４年度小規模高校魅力化事業　１３校指定し取組推進　道教委　探究活動など

（道・道教委 2022-06-15付）

　道教委は、小規模総合学科等による地域と連携・協働した高校魅力化推進事業の４年度指定校をまとめた。美唄尚栄高校など１３校で、高校の特色化・魅力化に向けた取組を支援する。

　事業は２年度から開始。小規模となった総合学科等の地域との連携・協働による高校の特色化・魅力化に向けた取組を支援し、教育環境の充実を図る。

　対象は第１学年３学級以下の全日制高校のうち、総合学科設置校、普通科・専門学科単位制、フィールド制、連携型中高一貫教育導入校。

　推進校は、地域と連携・協働した組織体制の構築や地域創生の観点に基づく探究活動の充実などをテーマに高校魅力化に向けた取組を実施する。

　指定期間は１年間。取組内容を生徒や保護者、地域住民への理解を深めるとともに、他の学校における教育活動の参考となるよう各種研修会で活用可能な資料を作成してホームページで公開するなど情報発信に努める。

　実践テーマと指定校はつぎのとおり。

▼地域と連携・協働した組織体制の構築

▽総合学科＝斜里、池田

▽連携型中高一貫教育＝羅臼

▼地域創生や持続可能な社会づくりの観点からの探究活動等の充実

▽総合学科＝余市紅志、浦河、留辺蘂、標茶

▽単位制＝音更

▽連携型中高一貫教育＝鹿追

▼その他、地域の高校としての魅力化を推進する教育活動

▽総合学科＝美唄尚栄

▽単位制＝登別青嶺

▽連携型中高一貫教育＝鵡川、湧別

(道・道教委 2022-06-15付)