江別市内小・中に学校用図書等　読書に親しむ契機に　地元ライオンズクラブ

（関係団体 2022-06-16付）

各学校の代表児童生徒と江別グリーンライオンズクラブの会長ら

　江別市内の小・中学校は５月下旬、江別グリーンライオンズクラブから総額２９万円相当の学校用図書１６４冊と熱中症指数モニター各校２台の寄贈を受けた。同クラブ３０周年記念事業の一環。寄贈を受けた代表児童生徒は「読書に慣れ親しむためのきっかけとして活用したい」などと感謝の言葉を述べた。

　同クラブは結成以来、継続アクティビティ事業として毎年、市内の小・中学校に図書を寄贈している。本年度はクラブ認証３０周年記念事業として実施。豊幌小学校、対雁小学校、大麻小学校、江別第一中学校、江陽中学校、中央中学校の６校に総額２９万円相当の学校用図書１６４冊と、市立全小・中学校に熱中症指数モニターを各校に２台寄贈した。

　市民会館で行われた贈呈式では、同クラブの大江祐司第１副会長があいさつ。「読書活動が低下している。知的好奇心を高めるための読書の重要性は変わってない。また、近年、北海道でも猛暑が続いている。児童生徒の健康管理の一環として熱中症指数モニターを活用してほしい」と述べた。

　黒川淳司教育長は「日ごろから、子どもたちのことを思い、健康にも気を配ってくれて感謝している。子どもたちは、図書を活用して興味を持ち、知的好奇心を高めて読書を楽しんでいる」と話した。

　各校の代表児童生徒は「読書に慣れ親しむためのきっかけとして活用したい」「たくさんの本を読んで知識を付けたい」「熱中症対策の呼びかけを積極的に行いたい」などと感謝の気持ちを述べた。

(関係団体 2022-06-16付)