道P連が総会開く 10月にオホーツク北見大会 菊川会長再任、副会長9人新任
(関係団体 2022-06-17付)

道P連総会全体
3年ぶりの会場開催となった

 道PTA連合会は11日、ホテルポールスター札幌で総会を開催した。第69回日本PTA道ブロック研究大会オホーツク北見大会(10月8・9日、オンライン開催予定)を盛り込んだ本年度事業計画を決定。役員改選では菊川哲平会長を再任したほか、副会長9人を新たに選任した。

 開会に当たり菊川会長があいさつ。新型コロナウイルス感染症の影響で多くの活動が延期・中止となる状況でも、子どもたちのため行動することの大切さを強調した。

 これまでの取組を継承・継続するとともに、時代に求められている新たな取組を推進することが重要とし「私たちの行動の基準は、子どもたちの健康を見守り、地域・学校・保護者が一体となって成長を支えること。今できることを考えながら、皆さんと努力していきたい」と述べ、会員の協力を呼びかけた。

 来賓として道教委の倉本博史教育長が登壇。社会が大きく変化する中、子どもたちの主体性、責任感、倫理観や思いやりの心を学校・家庭・地域が連携して育む重要性を踏まえ「道P連の精力的な取組によって子どもたちの健やかな成長の一翼を担っていることを大変心強く思っている。道教委としてもふるさとへの誇りと愛着を持ち、将来の北海道を支えるたくましい人材を育むことができるよう一層連携を図り、学校教育と社会教育の両面で取り組んでいきたい」と述べた。

 議事に移り、4年度の活動の基本方針や事業計画などを審議。基本方針には「会員の研修活動の充実を通し、お互い高め合うとともに家庭教育力の充実を図り、豊かな心をもった子どもの育成に努める」など3点を掲げ、コロナ禍において時代に合った取組方法や諸会議の在り方を検討し、活動を進めていくとした。

 研修事業では、第69回日本PTA北海道ブロック研究大会オホーツク北見大会を10月8・9日の2日間、新型コロナウイルス感染症の予防対策を取りながら開催する方針を固めた。

 第40回を迎えるPTA広報紙コンクールに関しては、デジタル媒体での募集も含めて実施を検討するとした。

 本年度の役員はつぎのとおり。    =敬称略=

▽会長=菊川哲平(上川南部P連)

▽副会長=廣瀬堅一(小樽市P連)―新、堀江裕樹(旭川市P連)―新、駒野圭史(函館市P連)―新、舛田那由他(胆振東部P連)―新、吉田哲(オホーツク中部地区P連)、後藤一樹(石狩管内P連)、谷渕友美(南空知P連)―新、濱口憲太(釧路市P連)―新、工藤雅人(北広島市大曲小校長)―新、前田真志(恵庭市柏陽中校長)―新、橋本理恵(旭川市P連)―新

▽顧問=萩澤教達(石狩管内P連)

▽監査=池上千世乃(小樽市P連)―新、泉宏史(旭川市P連)―新、岡村金司(オホーツク中部地区P連)

(関係団体 2022-06-17付)

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