札幌市議会１００周年記念子ども教室　市議会をもっと身近に　議員の仕事等理解深める

（札幌市 2022-08-01付）

本会議場の議員席で議長の説明を聞いた

　札幌市議会は７月２６日、「市議会をもっと身近に感じよう！市議会子ども教室」を開いた。市内の小学校６年生２６人が参加し、議会の仕組みを学ぶとともに、議員と直接対話し議会や議員の仕事について理解を深めた。

　同市議会がことしで１００周年を迎えることから、記念事業として実施したもの。議会の仕組みを知ってもらうとともに、市議会をより身近に感じてもらうことをねらった。

　初の市議会子ども教室には１３９人もの応募があり、新型コロナウイルス感染防止のため抽選で３０人とした。感染等による欠席者を除く２６人が参加した。

　市議会本会議場の議員席に子どもたちが座り、細川正人議長が市議会の仕組みなどを説明。「札幌市１９０万人全員で話し合うことはできないので、選挙で代表を決めて話し合い、予算などを決める」「市長が提案した政策をそれで良いか判断したり、市民からの提案を審議したりする」「定数は条例で６８人と決まっている。区ごとに選挙を行い、任期は４年。２５歳以上が立候補でき、１８歳以上が投票できる」「本会議はもちろん、札幌市議会は委員会まで完全公開している」など、議会の仕組みや札幌市議会の特徴について詳しく説明した。

　続いて、数人ずつのグループに分かれ、特別委員会会議室で議員と対話。「議会がないときは何をしていますか」「給料はいくらくらいですか」「国会議員と市議会議員の違いはどんなところですか」などと質問し、各議員が詳しく説明した。

　このあと、振り返りとして「市議会クイズ」を実施。子どもたちは、この日学んだことを元気に答えた。

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直接議員に質問をぶつけた

(札幌市 2022-08-01付)