宗谷総振局しごと発見フェア　将来を考える機会に　高校生に地元企業がＰＲ

（道・道教委 2022-11-04付）

様々な業種が参加し、高校生にPRした

　【稚内発】宗谷総合振興局は１０月２５日、稚内市内のサフィールホテル稚内で「てっぺん宗谷ｄｅしごと発見フェア２０２２」を開催した。管内の各業種から、計２７社が参加。高校生は、日々の業務や仕事の魅力に関する説明を聞き、自身の将来・進路について考えた。

　フェアは、元年度から同局独自の事業として、管内の高校生を対象に、地元企業の魅力を発信することが目的。２３５人の生徒が参加した。

　会場では、建設業や金融関係など、２７社がブースを展開。また、離島の高校を考慮し、オンラインによる説明ブースが設置された。

　このうち、丹羽建設（株）のブースでは、同社の小松孝志労務課長ら社員４人が参加。日常の業務内容や建設業が果たす役割などを丁寧に説明したほか、浜頓別町の作業現場と会場をオンラインでつなぎ、作業の様子を紹介した。

　生徒は各ブースで説明を聞いたり、質問したりしながら、数年後の自身の将来について考えた。

　小松課長は「少しでも若手職員の確保につながってくれれば」と期待した。

(道・道教委 2022-11-04付)